恵寿総合病院の待ち時間短縮と事務負担軽減
東京、日本 – 2024年5月30日-トッパンホールディングスの子会社であるオカピファーマシーシステム株式会社は、株式会社ソフトウェアサービスの電子カルテ(EMR)および請求システムを統合した処方箋配送サービスを全国展開すると発表しました。このイノベーションは、診察後の請求から処方箋調剤までの待ち時間を短縮し、患者の利便性を大幅に向上させるとともに、医療従事者の事務負担を軽減することを目的としています。このサービスは、2024年5月15日から石川県の慶寿総合病院で運用されています。
サービス概要
この新しいサービスは、オカピ薬局の後払いサービス「 Ato 株式会社ソフトウエアサービスのEMR統合請求システムと、無料処方箋配達サービス「とどくすり」および「 Barai by Todokusuri 」を連携させ、請求・処方情報のシームレスな受け渡しを実現。待ち時間の短縮や患者様の利便性向上、医療スタッフの事務負担軽減を実現します。
背景
診察、請求、処方箋処理の待ち時間が長いと、患者にとって大きな負担となり、待合室の混雑につながります。医療事務スタッフも、プレッシャーの中でタイムリーかつ正確な請求を行うのに苦労しています。オカピ薬局は、2020年3月から処方箋配達サービス「とどくすり」、後払いサービス「あと 2024年2月より「処方箋払いbyとどくすり」の提供を開始。診察料や処方箋費用の支払いを自動化し、患者が医療機関で待ったり薬局に行く手間を省く。
ソフトウェア サービスは、EMR システムにおいて国内最大のプロバイダーに次ぐ大きなシェアを誇っています (同社の調査による)。同社は、医療現場の効率性を向上させるために、顧客のフィードバックを取り入れたシステムの開発に注力しています。
サービスの主な特徴
- EMRと処方箋配信の連携:従来、医療機関は処方箋をFAXで送信しており、スタッフの負担が大きくなっています。新サービスでは、ソフトウェアサービスのEMR統合課金システムとTodokusuriを連携させることで、提携薬局への処方箋情報のリアルタイム転送が可能となり、事務作業の軽減と患者満足度の向上を実現します。
- 後払いサービス「 Ato 「処方箋支払いbyとどくすり」は、事前登録した患者様が来院後に診察料を自動でお支払いいただくことで、患者様が診察後すぐにお帰りいただけるサービスです。待ち時間の短縮や混雑緩和にもつながります。 「とどくすり」と組み合わせることで、診察から処方箋発行までの流れを効率化します。
- 患者フレンドリーなアプリケーション:患者は「 Ato 同社は、ソフトウェアサービスの患者支援アプリ「ポケマド」を通じて、 「Barai by Todokusuri 」および「 Todokusuri 」の登録が可能となり、登録手続きが簡単かつ迅速になった。
将来の目標
オカピ薬局では、今後、電子処方箋やオンライン診療との連携による利便性の向上に注力し、全国の医療機関へのサービス展開を図り、患者様と医療機関への提供価値を継続的に高めてまいります。
トドクスリについて
「とどくすり」は、2020年3月に開始した、処方箋の薬を自宅に無料で届けてくれるオンラインサービスです。薬局への来店が難しい方に最適です。提携薬局や直営薬局の薬剤師がビデオ通話で処方箋の記入や服薬指導を行います。
注記
- 記載されている製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。
- このニュースリリースの情報は発表日現在のものであり、予告なく変更されることがあります。